別荘建築後に心得ておかなければならないランニングコストとは?

別荘建築後に心得ておかなければならないランニングコストとは?

憧れの別荘を建築する方は、完成後にはランニングコストが発生してしまうことになるので、事前に理解をしておくことは必要です。
まずは電気会社や水道などは基本料金が発生することになるので、月に1度も利用をしていないという場合でも基本料金の支払いは必要とされます。
別荘を建てる地域による違いはありますが、年に何度か足を運んで住宅周りの清掃や屋内側の清掃、窓ガラスを解放して風を入れること、水回りの設備は蛇口を回して水を出す作業も必要です。
この内容は作業自体は大きな費用は掛かりませんが、移動交通費がコストになるので自宅から遠距離に建てた物件の場合は意外と経費が掛かってしまいます。
後は防犯設備を必要に応じて導入する費用や、機材の点検作業も必要となり、年数の経過と共に劣化してしまう屋根や外壁に関しては塗料の塗り替えも経費になります。
もしも何度も足を運ぶことができないような場合では、別荘のあるエリアを担当する不動産管理会社と契約を交わしておくと定期巡回で全てのメンテナンスを依頼することはできます。

別荘の維持管理費は年間でどれくらいかかる?

別荘の購入を検討する際は、初期費用だけでなく維持管理費についてもしっかりと考慮しておくことが大切です。
別荘の維持管理に要する費用は、規模や立地などによって大きく変動しますが、一般的には年間で60万円ほどかかると言われています。
ただし、余裕を持って年間で100万円ほどかかると想定しておくと安心でしょう。
維持管理費の具体的な内訳としては、水道光熱費・通信費・火災保険料・各種税金などが挙げられます。
火災保険への加入は必須ではありませんが、無人となる期間が長期にわたる別荘では加入しておいた方が安心です。
ただし、一般的な火災保険は居住用の物件を対象にしているケースが多く、別荘では加入できない可能性が高いとされています。
そのため、事務所や店舗などを対象とした一般物件向けの火災保険に加入するのが一般的ですが、一般物件向けの火災保険は居住用向けのものよりも保険料が高めに設定されているので注意が必要です。
また、税金に関しては、自宅と同じように固定資産税や住民税がかかるとともに、エリアによっては都市計画税も発生します。
さらに、清掃や見回りなどを管理会社に委託する場合はその費用もかかるので、どの程度の金額が必要なのか事前に把握しておくことが大切です。

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別荘建築の基本情報や豆知識

このサイトでは、全国各地にある別荘地のおもな建築工法についての解説と、豆知識を紹介していきます。昨今は働き方が多様化した影響で、郊外にセカンドハウスを持たれる方が増加傾向にあります。これからセカンドハウスを手に入れようとお考えの方も多いでしょうが、どのような建築にしようかと悩まれるものです。別荘建築には大きく分けて2パターンがあるので、それぞれのメリットについても触れていきましょう。参考にしていただければ幸いです。

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